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C.ロセッティ [自分のこと]

8月のギターアンサンブル発表会のときに

別の参加者でピアノとソプラノ独唱という女性2人組が

いらっしゃいました。

現代音楽のような難解なコードで

カラオケみたくガイドのメロディがあるわけでもない

ピアノ伴奏にソプラノの歌がのる。  

とてもよかったっ!

終わったあとにお二人に感想を伝えに行くといろいろと曲の

説明をしてくれて、アドレスを交換した。


先日、その方から手紙が届きましたっ!

それには、お二人は、音大時代からの友人で

お互い青春時代を過ごし、結婚や子育て等の中で音楽を続けてきて

今、やっと家庭や子育てから開放されての

音楽活動であること。

周りには応援団もいて心強いが、知らない方からの

感想はうれしい。と達筆な文字で書かれていた。

なんとなく一瞬のうちにこのお二人の今までの道のり

がバーっと浮かんでくるような気がした。

そして、その時演奏された楽譜が入っていた。



感想を伝えに行って良かったっ!♬~♬


いただいた楽譜の中で私の気に入った詩です。


    When I am dead
    ~私が死んだら ~

       Cristina Rosetti
      クリスティナ・ロセッティ

  私が死んでも 最愛の人よ
  悲しい歌は歌わないで。
  お墓にはばらもいりません。
  影ふかい糸杉も。
  雨と露をうけるの。
  思い出すなら、思い出して、
  忘れるなら、忘れて。


  わたし 物も形も見ないでしょう。
  土打つ雨も感じない、
  ナイチンゲールが高く歌う、
  苦悩の音色も 聞かないでしょう。
  ただ夢を見つづけるの くらがりで、
  明ることもない 暮れることもない。
  思い出すかしら わたし、
  忘れてしまうのかしら わたし。


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